ビジネス書・自己啓発

【仕事高速化】「多動力」(堀江貴文)【無駄な時間よさよなら】

目次

仕事高速化のおすすめ書籍

さて、今回は仕事を高速化する、というよりも人生に対する考え方を大きく変えてしまうような本を紹介します。

非常に読みやすく、夢中で1日で読み終えてしまいました。

本書で紹介されている「多動力」は様々な仕事を同時に動かす「究極の力」とも揶揄されるスキルです。

✔︎読んで欲しい人

  • 仕事が遅いと悩んでいる人
  • 色々やりたいことはあるけど時間がなくてできない人
  • 今の仕事に疑問を感じている人
  • 自分の人生を完全燃焼したい人

 「多動力」(堀江貴文著)

今回紹介するのは、堀江貴文氏の「多動力」という本です。


多動力

著者は言わずも知れたホリエモンこと堀江貴文氏。最近ではロケット開発や焼肉バーが話題となっていますが、その他かなり多くの仕事をされています。

それを実現するためのスキル(マインド)が本書で紹介されている「多動力」です。

✔︎この本を読んでわかること

  • 日本社会にありがちな「無駄」な仕事の仕方
  • 効率的な時間の生み出しかた・使い方
  • 強いメンタルの育て方
  • 仕事に対するマインド

目次

本書の章ごとの目次はこのようになっております。

第1章:1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった

第2章:バカ真面目の洗脳を解け

第3章:サルのようにハマり、鳩のように飽きよ

第4章:「自分の時間」を取り戻そう

第5章:自分の分身に働かせる裏技

第6章:世界最速仕事術

第7章:最強メンタルの育て方

第8章:人生に目的なんていらない

1章目から衝撃的なタイトルですが、その通り。1章、2章では、日本人が陥りがちな「古くからの慣習・美徳」をバッサリ切っていきます。

3章以降は多動力に必要なスキルをマインドとメソッドを織り交ぜながら説明されています。

ちなみに1・2章ではこんな衝撃的なことについて述べられています。

  • 寿司屋の修行なんて意味がない、球拾いなどの美学の価値はゼロ 
  • ベストセラーはコピペでできた本
  • 手作り弁当より冷凍食品の方がうまい

これらは一見「日本人が大好きな美学」を否定するもので、炎上必至というような言葉ですが、実際に本書を読んでいくと、ロジカルにその理由が書かれており、非常に納得できます。

例えば、情報伝達手段が発達してきた現代では、技術というのは様々なところから入手できます。料理においても、美味しい料理だったらcookpadを始め、ネットを使えば上手に作る方法が転がっていて、誰でも簡単に作ることができます。また、仕事を瞬時に効率的に行っていくには過去の色々なデータを駆使して進めていく(新たに完全に自前で生み出す必要はない)ことも大事でしょう。また、物事を効率的に進めていくにあたって、時には冷凍食品のように手を抜くことも大事です。実際に、冷凍食品のクオリティーは高いので、手作りよりも美味しかも知れません(笑)

この本との出会い、おすすめどころ

私が、この本に出会ったのはホリエモンチャンネルというYoutubeチャンネルで「ホリエモンっておもしれー!」と思ったのがきっかけです。

そこから、AudibleでHORIE ONEを聞いたりと、堀江さんの考えというものに興味を持つようになり、本書を手に取りました(今更ですが。。。)。

本書を読んで、巷の信者ほどではないですが、堀江さんへの好感が高まりました。

おすすめどころは、本全体が能動的な内容になっていることです。1章ごとに、チェックリストがついており、行動を起こそう!という気にさせてくれます。あれこれ深く考えすぎてやらないのではなく、まずはやってみよう!という気になります。実際に、この最初の行動が大事で、後はなんとかなると思わせてくれます。

また、時間に対する意識が半端ないです。非常に多くのことをやろうと思ったら、時間の使い方というのも非常に重要になってきますもんね。

特に印象に残った内容

この書籍の中で、私が特に印象に残っている内容を少しだけ紹介させていただきます。

見切り発車は成功のもと

「見切り発車」一見マイナスイメージの言葉ですが、この本を読んだ後はそうは思わなくなりました。

「やりたいと思ったらすぐに行動する」これが大事です。

例えば、英語学習についても、TOEICで800点を取るために、単語を覚えて、文法を学んで、長文のトレーニングをして・・・さあ申し込みだ!それではいけない。まず申し込みTOEICを受験する。申し込んでしまっては勉強するしかない。それを繰り返していく方が結局はハイスコアを取れたりする(TOEICが”慣れ”が大事なテストであることもわかるだろう)。

ただし、闇雲に行動し、学ばないのはダメです。巷にいるいわゆる「脳筋」になってしまうでしょう。大事なのはトライアンドエラーを繰り返し、向上していくこと。

私自身、今の会社生活に疑問を持っていて、この本を読んで「やりたいけど踏み出せなかった」社会人博士課程への進学に踏み切ることにしました(別記事で紹介します)。

暇な人ほど返信が遅く忙しい人ほど返信が早い

「ボールを長時間もたない」これが鉄則です。堀江さんだけでなく、様々な忙しい社長も返信は非常に速いそうです。面倒なメールを後回しにしておくと、だんだんとそれがボトルネックになってしまう。ただし、闇雲に上からタスクをこなしていくのはNG。結局、大事な仕事にたどり着くまでに時間がかかってしまうかも知れません。

そこで、すぐやるべき重要なタスクと後回しでもよいゴミタスクに分け、重要タスクから終わらせていくというような工夫が必要。といったように、考えて行動することの必要性を感じさせられました。

気合いや根性より「一工夫」の方が重要だ (6章21より引用)

漫画やKindleでも!

この本は、単行本タイプだけでなく、漫画版や電子書籍版もあります。

また、Kindle版もあります。


多動力 (幻冬舎文庫)

多動力を耳で聞く!Audibleでも可能

「時間がない人」や「通勤中に読みたいけど、電車が混んでて本を読むのはちょっと。。。」という人には、Audibleという、オーディオブック型でも良いと思います。

本自体が非常にわかりやすく書かれているので、Audibleでも十分理解できるでしょう。

Audibleは↓から(最初の1冊は無料、いつでも退会できるのでおすすめです)

Audible無料体験はこちら

おわりに

今回は、私がおすすめする仕事高速化・マインドの本「多動力」について紹介してきました。

この本のおすすめの点はなんといっても意欲的に何かをやろうとさせてくるところかなと思います。また、文章もさることながら、章ごとにチェックリストなどもついており、非常にわかりやすいです。

非常にわかりやすいため、書籍だけでなく、Audibleのようなオーディオブックでも問題なく、頭に入ってくると思います。

気になった方は是非ご覧ください。

 

ではでは。